【渡渉点】第2R結果&第3R宣言

GM(Lain) 2013.04.15 [03:19]

 敵の攻撃が一斉にミルへ向く。

 そのことを知ったセクトールとエリーズは駆けた。
 走って20歩あまり、水中を進むならば10歩あまり。
 常ならば届かない距離。

 だが、ミルがふたりに賦与した敏捷の魔法が、常ならざる俊敏さと足の速さを与えている。

 届かぬはずの手が届く。
 間合いへと踏み込まれた巨人たちは、ミルへの攻撃を諦めざるを得なかった。

 直後。

 暗黒妖精は、地面をさした指を、軽く横に振りながら何事かを呟く。
 指の動きに合わせるように地面が隆起し、そしてミルの足を払った。

 転倒の魔法。

 効果は単純にして素朴、ただ敵を転ばせ、立ち上がるまで少々の時間を稼ぎ出せるに過ぎない。
 だが、一瞬一瞬が生死の分水嶺となりうる戦場にあって、その効果は決して小さなものではない。

 転んだものは大きな隙を晒すこととなり、立ち上がらねばまともに歩くこともできず、そして古代語魔法の特性上、ミルは魔法をすら封じられる。

 転倒し、見上げるミルを、妖精は小馬鹿にしたように笑った。

 ――さあ、死が、暗黒神の指先が、ほら、そこまで来ているぞ。

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■GMから

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 かえってむずかしい状況になったかと悩むなど。


◆第2ラウンド:結果

 A21 セクトール:オーガーAに攻撃 → 命中、1ダメージ!
 A21 エリーズ:オーガーBに攻撃 → 1ゾロ!
 A19 ダークエルフ:オーガーsに指示&3m前進してミルにスネア → 抵抗突破、転倒
 A15 ミル:防御専念
 A10 オーガーA:ミルに接敵&強打+2 → 接敵されキャンセル
 A10 オーガーB:ミルに接敵&強打+2 → 接敵されキャンセル

※メモ:丸木橋の東岸1m地点に罠(転倒+ダメージ) → 露見済

◆ステータス
 ダークエルフ:MP12/17
 オーガーA:HP17/21
 オーガーB:HP18/21

 ミル:MP06/16
 セクトール:MP08/12 クイックネス
 エリーズ:MP16/22 クイックネス


◆第3ラウンド:行動宣言

 A21 セクトール:
 A21 エリーズ:
 A19 ダークエルフ:2Rでミルが立ち上がるなら3m前進してミルにストブラ、川へ転落なら橋のたもとへ接近してライト石を拾う
 A15 ミル:
 A10 オーガーA:セクトールに強打+2
 A10 オーガーB:エリーズに強打+2

※メモ:丸木橋の東岸1m地点に罠(転倒+ダメージ) → 露見済