ドロドロっすわー
アイリス(一葉) 2013.03.15 [17:55]
結局、探索についての相談はアレコレと長きにわたるものになった。
> 「しゃーない、勝てる敵めっけたときは『おーん』、
> んで、勝てへん敵やったら、『きゃー、きゃー』と遠吠えしよう」
「くく......いいね。そういうの好きだわ」
人生にはユーモアが必要だ。大事の前こそ、ね。
> 「さて!」
> 「天命を呼び込むためや。人事を尽くそう。終わった後の祝杯に楽しみに。
> なんでも、楽しみがあるいうのはええことや
> 村じゃ祭りもあるそうやし、ウチはご機嫌やで?」
ミルが手を叩いて景気付けをしてくれる。
「うっし。そんじゃあお仕事しましょうかー」
* * * * *
まずは北西と北東へと山道が分かれる地点に、最初の罠を設置する。
それが済み次第、あたしたちは二手に分かれての調査行となる。
吉と出ればいいが。
> 「これからが、正念場ですわね」
> 「さあ皆様、今度お会いするのは、巣を見つけた時ですわね」
> 「アイ、マム。さあっ、出陣や!」
「うんうん。じゃあ、セクトール、エリーズ、ヴェン、バウゼンはまた後で。
サクサクっと巣見つけて退治までしちゃっておいてよ。
コッチは巨人なんていなかった。それで万々歳と行くよう願ってるよ」
言霊とでも言うのだろうか。口にしておく事で少しでも不安が和らげばいい。
そう思いながらあたしは殊更陽気に北西チームを笑って見送った。
* * * * *
北東チームの最初の仕事は、丸太橋付近に再び罠を仕掛ける事。
と、思っていたけど。
> 「ここにとりあえず二つ目の鳴り物を......てバーラー、ナニソレ!!」
> 「すげぇ、すげぇやんかバーラー。自分、シーフでも食うていけるで」
「うーわーこれはこれは......」
ミルの言う通り、これは知らないと見つけるのすら困難な程に万全な罠が出来上がっていた。
「ばっちしだね。バーラー、グッジョブ!」
口笛を一つ吹いて労る。しっかしコレ、よくできてんなあ。参考に覚えておこう。
> 「それ、アイリスもっ!」
「そんじゃあ進みますかっ、ってえ」
バーラーが出際よくカモフラージュの為に泥を体に塗り始めるのを見たあと、周りをざっと見渡していたら、ミルが泥球を作って投げてきた。やんぬるかな、見事に頬に直撃したそれがべちょんと顔に張り付く。
それを見てミルがあははと笑う。
「ほほーう。そっちがその気なら遠慮しなくてもよろしいのですねえ? そーれっ!」
ざっくり腕まくりをしながら、嬉々としてこちらも泥球の作成と投擲を始める。
気付けば三人で見事にドロドロになっているだろう事は、言うまでもない未来予想図。
そう。大事の前こそ人生にはユーモアが必要だ。
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PL@一葉より:
皆様相談お疲れ様でした&お付き合い感謝です。
いいものができたんではないかなーと思います。あとはミルの言う通り天命を待つのみ。
GMもお時間を頂きありがとうございました。そして済みませんでした(・ω・;
■ダイス
17:30:53 一葉@アイリス ≫ トラップA 2d6+4 <Dice:2D6[3,5]+4=12>
17:32:36 一葉@アイリス ≫ カモフラージュ 2d6+4 <Dice:2D6[3,1]+4=8>
17:33:07 一葉@アイリス ≫ 捜索 2d6+4 <Dice:2D6[1,1]+4=6>
17:33:16 一葉@アイリス ≫ 聞き耳 2d6+4 <Dice:2D6[2,3]+4=9>
17:42:04 かずは@あいりす ≫ 足跡追跡 2d6+4 <Dice:2D6[4,4]+4=12>
17:33:26 一葉@アイリス ≫ 予備1 2d6 <Dice:2D6[3,1]=4>
17:33:38 一葉@アイリス ≫ 予備2 2d6 <Dice:2D6[4,3]=7>
17:33:41 一葉@アイリス ≫ 予備3 2d6 <Dice:2D6[4,6]=10>
17:33:44 一葉@アイリス ≫ 予備4 2d6 <Dice:2D6[4,6]=10>
17:33:50 一葉@アイリス ≫ 予備5 2d6 <Dice:2D6[5,5]=10>
大体バーラーグッジョブ(笑)
こっちは予備3,4,5で本気を出すという体たらく!