だんだんこんと、策も咲く
ミル(いあ) 2013.03.08 [17:31]
各自がそれぞれに役割を果たして一堂に会する
ふむー
近距離に驚異はなし、か
しかしそれはそれで、ウチらが遠征しなくちゃなんないから、村になんかあったときに急行できるチャンスが減ることにもなるから、あんま喜んでもおられへん
せやけど、妖魔の巣から遠いから、留守をねらわれる危険も減る
うーん、半々かぁ
怖いのは、妖魔とウチらが入れ違いになることや
ルートは北東方面と北方面
また、森を浸透されても困る
願わくば、妖魔共に、指揮官がいてくれることやな
バラけてこられると対処が難しい
「漁師が見たいうのは、たぶんホブゴブリンや」
皆には、そう知らせておく
せやけどまたまた、こうなると巨人の話が宙に浮く
おるのか、おらへんのか
「けど安心はできへんけどや、巨人話はさ」
噂がある時点で、おらへん証拠をあげるなんてのは悪魔の証明やから、やっぱし覚悟なりなんなり決めといたほうがよかろうて
翌朝
>「避難の件ですが」
ボリスが避難経路や方法について切り出した
せやけど、村の老人は難色を示した
>「やむを得ないっしょ。なあに、目の前に危険が迫れば案外自分から逃げるよ。きっとね」
あ、アイリス怒ってる
気持ちはわからんでもない
「ま、ま、避難するいうてもいっときのことや
逃げた後は討伐して、村を奪回するわけやから、ちょいとの間留守にするだけ、てことで、納得してくれへんかな」
馬車に放り込むより、あくまで一時のことやと納得させれんもんかと試みてみる
>「どうにかして襲撃を、というか村がもたないような状況を伝えていただかねばなりません。
> 全員が避難して、しかも即座に追撃で皆殺し、というような惨状を避けるには少なくとも1刻の時間が必要です。
> 避難に半刻、距離を稼ぐのに半刻」
これなんやなぁ、一番の問題は
いくつかルートを想定して、罠でもはっとくかなあ
「村から一刻の距離に、北東、北、北西に三カ所、トラップしかけるのはどやろ?
ほら、昨日村長はんから借りた鳴り物で
うまくいけば、避難も救援もはかどるかもや」
もっとも、そのためには出がけに三カ所まわってからってことで、大回りになるけども
「どやろ?」
仲間達に聞く
>「だから尻尾を巻くなら何にしろイニシアチブ取らないとダメかな。「うーん、発見したときは、空に向かってライトニング、とかかなぁ
> 村の周りに警備立てとけばいいって話にはならないと思う。1刻は絶望的だね。
> そうなると、音か狼煙か。いっそのこと森に火でも付けちゃえば早いかもねー。
> ミル、バウゼン、なんかいい魔法ないかな?」
エネルギー・ボルトじゃ弱いかも
問題は気づかれんうちに村に近寄られた場合やけど、このあたりはバウゼンの領域かな
せやけどまあ、トラップ作戦をおしとくよ
六日ってのがあるから、皆がいいといえば、やけど」
ウチは暖炉から葉巻に火を付けながら、そんなことを答えた
>「合図・・犬はいるかしら?それと犬笛はあるかしら?それでも届かないかしら?」
>「俺が考える合図は3つだ。
1つ目は伝書鳩だ。村で鳩を飼っているなら、鳩を連れていけば良い。鳩は鳥だから、夜は動かないが...これもアリだ。
> 2つ目は狼煙だ。薪がなきゃ狼煙は上げられない。物資に折り合いが付くならって話だ。こいつも夜は見えない。
> 最後は期日だ。明日から6日間で探索を終えないといけない。俺たちが期日になっても戻ってこないなら、便りがない。
> それだけでヤバいと思って良いだろ」
「あ、それもええな
打てる手は全部使おう」
>「ミル、バーラー。ちょっと聞きたいんだが、いつから北東方面は出入り禁止になったんだ?」
「あ、それは聞いてへんやった
村長はん、どないなってました?」
しくじった
基本的なことなのになぁ
「さて!」
手をたたく
「天命を呼び込むためや
人事を尽くそう
終わった後の祝杯に楽しみに
なんでも、楽しみがあるいうのはええことや
村じゃ祭りもあるそうやし、ウチはご機嫌やで?」
ぷか、と煙の輪っかをはき出して、ウチは馬鹿明るく笑うた
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バーラーとヴェンの案、両方に賛成です
また、出がけに鳴り物I(太鼓)が鳴るトラップを、三カ所に張ってから行軍というのを提案します
村から一刻のポイントで、北東、北、北西、三カ所に鳴り物のトラップをかけるのに必要な時間、推定できますでしょうか? >GM
出発から一日でできる場合は、強く押します
また、鳴り物をかついで行きます