報告。

ヴェン(シモン) 2013.03.08 [01:34]

**** 夕食中 ****

〉 質素な食事は昼と同様だが、食卓を囲む人の数は増えている――彼らも仕事を終えて帰ってきたところなのだろう。
〉 一様に表情が冴えず、会話もどこか弾まないのはやはり妖魔の件の影響ではないかと思われた。

(重い雰囲気の中での夕食は、少々堪えるなぁ。砂を噛んでるみたいで折角の食事が台無しだ...
 誰か楽しい雰囲気に変えてくれ)と心の中で呟いた。

足あとのことを思い出す。
『薄気味悪かった。』とボツりと呟いた。足あとが山に戻っているというい事実を見て、俺が思ったことはまずそれだ。
村人が付けた足あとであって欲しいと思いつつ...ミルとバーラーに確認してみる。

「ミル、バーラー。ちょっと聞きたいんだが、いつから北東方面は出入り禁止になったんだ?」


> 「合図は決めておかないと、なわけですよ」
> まあ伝令のほうが確実でしょうが、と付け加えながら、クラエスは問うた。

「俺が考える合図は3つだ。
 1つ目は伝書鳩だ。村で鳩を飼っているなら、鳩を連れていけば良い。鳩は鳥だから、夜は動かないが...これもアリだ。
 2つ目は狼煙だ。薪がなきゃ狼煙は上げられない。物資に折り合いが付くならって話だ。こいつも夜は見えない。
 最後は期日だ。明日から6日間で探索を終えないといけない。俺たちが期日になっても戻ってこないなら、便りがない。
 それだけでヤバいと思って良いだろ」


**** 報告 ****
「期日で思い出したんだが、北西の妖魔が頻出するところと、北東のX印のところって、山道伝いに行くのに
 どんくらい掛かるんだ?」
 
「下見してきたが、川を渡るのは山道の橋を使うのが良いだろう。橋以外で川を渡るのであれば相当の体力を消耗するだろうな。
 水が冷た過ぎる。日程で間に合わないというときだけにしたいからな...。」
 
「あとは橋を渡ったところで、靴を履いた足の跡があったぜ。足跡をつけてから5日?10日ほど経っていると見ていいだろ
 気持ち悪いところは、川原まで来た足と、その足跡に被さって山へ戻っていった足あとがあるってことだ。
 北東側は思ったよりも近くになんか居るかもな...。」
 
 
「北西の森へのルートだが、山道伝いで移動するのは妖魔にバレる可能性が高い。隠れるようなところが少ねぇ...。
 森を突き抜けて行くのとと川側を抜けて行くのは通れないことはないようだったぜ。
 まぁ、森や川側だと妖魔が居るかもしれんから相応に警戒しないとならねぇけどな。
 
 それに、川には不審なものはなかったから、妖魔の巣は川側ってことはなさそうだってことが収穫だな」

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PL:シモンより

妖魔が夜行性なら、狼煙を使えない公算が高いですね。夜でも使える連絡手段はやっぱ考えないと行けないのか...。

あとは赤いゾーンにある山小屋に薪を取りに行くと、そこには妖魔が...って流れならないことを祈るばかりです。