手を替え品を替え。

ヴェン(シモン) 2013.02.14 [14:19]

**** ローナム道中 ****

「............」
マーファの司祭さんによる説法を聞かされたことで道中1週間は何もしゃべる気も何も考える気も
失わされる精神的ダメージを負った。
あいつら、神官のお面を被った悪魔の類いだろ...
嬢ちゃん(エリーズ)の話も苦痛を伴う呪いの類いかと思ったしな...
「<やれやれ、しばらく大人しくしとくか>」と独り言た。


その道中はというと、アイリスが色々と気を遣ってくれたおかげで助かった。
正直、冒険者になったばかりの俺には他の冒険者連中との移動は堪える。こいつらなんでこんなに速い?
山道は、山菜採りで慣れているつもりだったが、コイツらは化け物かと思うような早さで駆け上がっていく。

木の杖を振りかざし、「アイリス、コイツは助かるわ。」と大声で謝礼を言う。ミルに山道導いてとか言われた
気がしたが、一番後ろで足を引っ張っているのは俺だった。

そして、山ン中で一番生き生きしているのはアイリス。テメェだ!と心の中でツッコミを入れる。


(しかし、追加報酬のことが気になる。俺の夢が遠のいていく.........
糞、セクトールの奴め 忌々しい(怒 と悪態を付く)


(セクトールを含めて他の奴らはそもそも今回の依頼についてどう動くつもりなんだ?
本気でしっぽ巻いて逃げる気か?)

ローナム目前というところまで来た最後の夜間休憩時、たき火を囲んで全員がいる場で大きく声を発した。

「お前らの見立てを教えてくれ!釈然としねぇんからな。」

(説教部屋で嬢ちゃん(エリーズ)に言ったことと同じ事を皆に話した。)

「俺の見立ては2つだ。一つは統率されない妖魔が単純に増えただけ。もう一つは統率された妖魔の集団だ。
妖魔が統率されてないなら、何も気にすることなく調査結果を報告すりゃいい」

「だが、統率されているなら話は別だ。嬢ちゃん(エリーズ)の話じゃ。なんとかロードやなんとか
シャーマンは人間並に賢しいんだろ?」

「彼奴らも、そろそろ騎士団もしくは騎士団の斥候が来ると警戒してンでないのか? 駒が足りてないから襲ってこないだけで」
「妖魔どもが俺らと遭遇したら、妖魔の集団はどうするって考えている?」

「俺が妖魔の頭なら、騎士団の斥候(俺ら)にばれてしまった時点で騎士団が来る前に村を
襲って冬を越せるだけの物資を略奪しにかかるがな。あとは騎士団が来る前に速やかにシリル周辺からずらかる。」

「妖魔の集団が騎士団と正面から戦う理由はないだろ。人間が憎いなら村を潰して村を放棄させ、あとは蛇の街道を時間をかけて潰してやるだけで充分過ぎる。騎士団を相手すると被害の方が大きいからな」

「そもそも、奴ら(妖魔)にばれないように探索なんてできるのか?」

「妖魔に見つかった時点で殺さないとダメだよなぁ♪ 逃げられたら妖魔の本体が動くぜ。」

「俺が言いたいのは、俺らがこれからしようとすることは手に負えない藪蛇を突くことになる可能性だってあるってこった。」

「それで手に負えませんから、村を捨ててくれとは言えンのか?」と皆を刺激する。

「まぁ幸い。アイリスが早馬を依頼してくれた。
だが、優秀な馬でも1日走れても200kmだ。シリルからローナム、ローナムからシリルと移動しなきゃならないから
騎士団の応援が駆けつけるまで少なくとも2日以上だ。エリクセンとかいう騎士に聞かないと正確なことはわからんが...」

「大雨になったらダメだが、緊急時は『狼煙』をあげて騎士団へ連絡するっていうのはどうだ。
馬と狼煙を上手く使えば騎士団の応援はより早くつくんじゃねぇのかい?」


「あと村人に村を捨てて移動するっていうのもダメだ。村人が数人しかいないなら守りようもあるが、
老若男女何十人もが荷物背負ってチンタラチンタラ移動されたら襲ってくださいと言っているようなもんだ。
村の教会にでも突っ込んで、教会を1日2日ぐらい守ってなら、まだ現実味があるぜ」

「その上でお前らの見立てを聞いてやる」

**** ローナム到着 ****

シリルの方角を見て、天候を予測を試みた。アイリス、バーラー、セクトールにも天候予測を催促した。

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PL:シモン@ヴェンより

ヴェンは優秀な馬だと200kmと言ってますが、嘘八百です。
現実世界の普通の早馬だと40kmぐらいしか1日移動できません。
ちょー優秀なモンゴルの騎馬でも70から100kmぐらいが限界です。

フォーセリアの人間は丈夫。つまり、馬も丈夫に違いないという思い込みからの発言です。

狼煙は昔、青森と函館間で40kmぐらい先の狼煙を肉眼で確認することができたという記録があるので
そこそこ離れていても確認できるはず。

ヴェンの燃えさかる炎はマーファの司祭でも消えなかった。

◆ヴェンからPL皆さんへの質問です。
1.今回の依頼の見立てはどう考えているか?
2.妖魔にばれないように探索なんてできるのか?
3.出会った妖魔を見逃していいのか? 
  妖魔の集団に連絡されて取り返しの付かないことにならないのか?
4.村人に村を捨ててくれと説得できるのか? 
  村人眼前まで、妖魔がいるなら別だろうけど 普通は狼少年扱いじゃない?
5.仮に村人を抱えて移動するってなっても、訓練されてない老若男女。 早い奴も居れば遅い奴もいる。
  縦列に伸びた集団を6人で守れるのか?襲われるとなれば、村人は恐慌状態だ。人の話なんか聞くのか?
6.緊急時にもっと早く騎士団を呼ぶことはできないのか?
7.村人を守る最良の方法は? 
  本当に村人抱えて逃げることなのか?

ヴェンの主張は以下。
1.妖魔は見敵必殺であるべし。 (相変わらずブレない。
2.緊急時は馬と狼煙を使って騎士団を呼べが早くならないか? (New
3.緊急時は村で籠城 (New
4.縦列に伸びた恐慌状態の村人は守るのは無理だろ (New 

本人は妖魔全殺しじゃないだけ、少し妥協つもり。 

◆シリルの方角の天候予測
シモン@ヴェン : 天候予測 2D6 → 2 + 5 + (3) = 10 (02/14-14:24:51)