ストサバたちへのレクイエム
パム(パタパタ) 2010.11.11 [23:07]
その戦闘は悲しいものだった。
ああ!
圧倒的ではないか、我がパーティーは。
わははは。
おそらく500年以上たち続けた物言わぬ石たちは、僕に語りかけてくる。
"俺たちも本当はオランの土地で建物として生まれたかった。"
500年前にオランはなかっただろうけど。
"パム島ー、オランへ帰ろうよー。"
この石たちの故郷はオランではなかろうが。
僕は彼らにレクイエムを送る。
ふと思い出し、先に進むアースをちらり。
そういえば、レクイエムできたんだからゾンビなんて手も触れずに倒せたんじゃなかろうか・・・?
気にしないことにしておいた。
レクイエムの題名は
遺跡の竪琴。
鳴らすのタイコだけど。
(帰ろう、せめて一緒にオランへ・・・)
僕の目に涙がにじむ。
隊長、いいよね?こいつらの頭の部分の石だけでも・・・。
僕は涙を振り払い、顔を上げ、石たちと隊長を見る。
隊長は戦槌の長い柄の端を両手で握り、大きく振りかぶると、床を掬い上げるようにして頭の部分だった石の塊を打ち上げる。
僕は頬に伸ばした両手を当てて叫んだ。
「Pan○ya!!」
PL:1+5+(4)=10
うん、微妙。