暮れてゆく空

ミル(いあ) 2012.07.30 [15:27]


>「わたくしはしかと見たわけではありませんが、このような風体であったかと――ええ、馬に乗っておられました。
> 道が悪いと申しますと、では曳いてゆきましょうと降りて曳いてゆかれました」


それを聞いて、ウチはきびすをかえしかけてたその馬先を、再び修道院に向けた
人相書きはしまい込む
なるほど村まで行く必用はなさそうやな

「やっぱ当たり、か」

さい先はええ
もう迷わんですむ
このままぶっちめてやる

そのときやった

暮れてゆく空をみあげ、ウチは言葉を失った

月が......

「ああ、うあ......」

月蝕
これが、違和感の元か

月は次第に欠けていく
満月が、喰われていく

>「月が――!」

神官はんも異常に気付いたようや

であれば、こんな天文機会、そうそうにはない
呼ばれるもんも、相当レアなもんやろう

>「まさかこれが――!」

「こりゃ、お月さんこのまま全部喰われるで!
 ライナス、どうや?」

エリーズと共に戻ったライナスに語りかける

言わずともライナスには解るやろう
ウチはライナスと共に、こんな天文で召還されるモノの心当たりをさぐった

「さて、と」

ウチも、マークに続いて馬を降りる
この先は道が悪いらしいからな

急がんと、しかし

「迅てぇつ」

ウチは、屋根に上がらせてた迅鉄を呼び戻した

>「長くても半刻なら・・・大丈夫か、な。」

「わからん、せやけど急いだ甲斐はあったもんやと思いたいな」

>「照明、用意しておくか。」

「うん足下がおぼつかんしな
  と、戻ったか......迅の字
 行けぇ!」

戻ってきた使い魔を放つ

「こっちがことさらに目立ったほうが、かえって敵の見張りから迅鉄を失念されられるやろ、せいぜい明かりを上げよ......と、 マーク、すまん手ぇひいて」

『なに』が起きているのか
『どこ』でそれをやっているのか
『何人』いるのか

迅鉄の足なら人より速い
さほど複雑な構造でもなさそうやし、猫の斥候なら隠密性もある
こっちが隠密性を捨てて目立ってる分、迅鉄の存在は敵の目線から外れるやもしれん
敵の予想外でワンテンポ早く、状況が探れるやろう

急ぎつつ、まず把握するのが最優先や

「まんまるお月さん、食べられた、てか」

ウチはつぶやいた

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月蝕!
ぐああああ、そうだったのかー!

もひとつのうわわわは、先に迅鉄を入れてなかったことですね
村への引き返しより、こっちを優先すべきでした!


まず月蝕による召還で出てくるものに限定し、セージ判定をします
雷電、雷電、たすけて雷電!

15:53:04 いあ@ミル 2d6 Dice:2D6[6,1]=7+6 達成値 13

行動は

 ・隠密性を諦めて急ぐ

で一票
明かりもつけましょう
できれば派手に

迅鉄が戻るまでは駆けます
この間、ミルも他の面子同様疾走します

迅鉄が手元にもどったら、迅鉄の視界を使って走り、最短ルートと状況をさぐります
確認でき次第、視界をミルに戻して再度走り、迅鉄は手元に戻すよう操ります

迅鉄の目を使っている間はマークの手を借りて手を引いてもらって自力前進できるなら前進し、集中が必用なら、マークさんおぶってください?

迅鉄の目的地は伽藍
探るのは

・敵の人数
・最短コース
・召還は完了しているか?

です
もし気付かれたら速攻で戻します

装備は、片手にスモールシールド+1
片手は......あれ、指輪発動体があれば剣持ってても術使えましたっけ?
魔法が使えるなら剣装備
魔法に支障があれば、剣は抜きません
魔術即応体制で