ちなみに完全版ルルブがA4ね

マーク(悪根) 2012.07.14 [21:15]

>「装丁は――革彫刻、カービングで円を基調にした
> 幾何学模様の装飾の施された革表紙の大判本です」
>大きさはこのくらい、と、肘から指先あたりまでの長さを手で示す。

結構でかいな。普通に持ってると目立つんじゃないか、それは。

「それ、いつ頃に書かれたものかはわかっているのですか?」

※※※※※

>「冒険者さんとしては興味のあるところでしょうね」

「私などはあまり得意な分野ではありませんけど。」

軽く肩を竦め。

「それでも関心はありますね。ご多分に漏れず。」

将来的にはそういうとこも潜れるようになりたいものだ。

※※※※※

>「走り書きなので読みづらいかもしれませんが」

ライナス氏のメモに目を走らせる。
建設された年代順に並べると・・・

監視哨=魔法生物補修施設>神殿跡>砦跡

と言ったところか?
この中で気になった点は、そうだな。うん、コレだな。

「この学院が持ち去った魔法装置。
 どういったものかは聞いても宜しいでしょうか?」

魔法生物補修施設についてのメモを指して問う。

「それとエストン山脈が国境になったのは、
 えー・・・どれくらい前でしたっけね。」

不勉強で申し訳ない、と頭をかき。

「この神殿跡は、どうでしょうね。
 マーファと聞くと魔神召喚とは縁遠い印象がありますけれど。
 あー、でもどうでしょう。何かしらの魔神を封じた上に
 こういう施設を建設したとか言う曰く付きだったりすると・・・
 しかし、それだと召喚とはまた違う趣になりますか。
 100年程と言うと丁度、学院の創設がこの頃でしたっけ。
 周囲にある他の建物も相当な被害だったのでしょうね?」

神殿跡についてのメモを軽く叩く。

「で、グラーニンの目的が魔神召喚である、かつ。
 これらの施設の何れかを利用して召喚条件を満たせる、と仮定します。」

他の仮定が現時点でしにくいんだけどな。

「そうなると、グラーニンはどうやってその方法を知ったのか。
 学院内にそこへ繋がる情報があったと考えるのがまぁ、普通。
 逆を言えば、学院が大した資料を持っていない施設は可能性が低い。
 もちろん学院が直接、調査を行なっていたりする施設は
 当然、資料も多くなっているかと思いますが。」

その辺はどうでしょう、と問いかける。

※※※※※

>「ラサークまで5日か、6日か――着くころには満月ですね」

「如何にも占星術が関わりそうな時期で嫌ですねぇ。
 それにまつわる多々は私でも聞き覚えがあります。」

軽く溜息を付き。

「仮想タイムリミット、と考えた方がいいかもしれません。」

それはつまり、寄り道の暇がないと言う事に他ならない。
そしてグラーニンからすれば寄り道させれば勝ち・・・

「プレヴァール辺りで小細工を弄してるかもしれませんね。
 例えば入り口の衛兵がグラーニンの姿を見た、と言い。
 ラサーク方面出口の衛兵が姿を見ていない、と答えるような。
 まぁ、変装魔法等を使えばそういう状況は作れますし。」

確信できる情報はない。
しかし、まごまごしていては急行してきた意味もない。
まずはラサークまで突っ切るしかないだろうな。

PLより----------------------------------------------

質問は本文中の5つであります。
メモを見た限りだと魔法生物補修施設が匂う、そんな第一印象。