奪われたインなんとか(違)
セクトール(ハインツ) 2012.07.05 [22:54]
「ふぅ、、、暇だ」
ミノタウルス亭のテーブルに頭を載せて呟く
今日は自警団の手伝いも無いから偶にはミノタウルス亭で飯でも食いに行こうと思いやってきたが、暇なのは変わらなかった
と、ヘタれているとジョージに声をかけられる
なんでも仕事の依頼だとか
>「秘密厳守で荒事と来てるが、まあ、払いは確かだ。
> 請ける気があるなら奥の部屋へ行きな、依頼人が待ってる」
「さてと、んじゃ行くか」
腰を上げて、奥の小部屋へと向かった
密談用に使われている小部屋にはミルと魔術師風の男が座っている
恐らく、ミルの知り合いであることは容易に伺えた
少し待つと、黒髪の男性が入ってくる
「よ、俺はセクトール。よろしくな」
軽く挨拶を済ませると、依頼人が今回の仕事を説明する
>「はじめまして。
> わたしはライナス・デューイ、賢者の学院の禁書を扱う部署に所属する者です。
> 皆さん、どうかよろしく」
「マイリー神官のセクトールです。」
ライナスにも軽く挨拶を済ませ、話の続きを聞く
>「学院所属の魔術師がひとり、禁書を持ち出しました。
> 皆さんにお願いしたいのは、その禁書の奪還です。
> 持ち出した魔術師の名はレオニード・グラーニン。
> 第3階梯の魔術師で、占星術と儀式魔術を研究する賢者でもありました」
>「彼は昨日禁書を持ち出したあと、オラン市の北門から市外へ出たようです。
> 今日の昼前までに判明したところでは、そのまま蛇の街道を北上したらしい、とのことで――」
そう言うと、丸めた羊皮紙を広げる。どうやら街道の地図のようだ
>「本街道については、監察室の魔術師とわたしの同僚がすでに足取りを追っています。
> 皆さんに押さえていただきたいのはこちら――」
グラナートから下に細く伸びている線を指でなぞる
>「側道にあたる、プレヴァール街道です。
> 蛇の街道の途中、シュトレクという宿場町から東側に分かれ、グラナートで合流しています。
> グラナートへの所要日数は本街道・側道とも大差ありません――歩いて10日強、といったところです。
>ただ歩いては追いつくにも苦労があろうと思われますので、馬を使えるよう、学院に手配をして貰いました。
> 馬であればおおよそ1週間、といったところでしょう」
>「結果として本街道側でグラーニンと禁書が押さえられた場合、報酬は半額支払う、とのことです」
「禁書って言うくらいなんだから、そう安々と閲覧できるものじゃないのか?」
説明早々疑問に思ったことをぶつける
>「禁書についてですが、区分としてはそう厳重に秘されているものではなく――」
要約すれば、ランクによって厳重度が違うらしい。今回のはその内の低ランクのが奪われたようだ
>「魔神召喚の魔術書なのですが、内容としてはさほど危険でも目新しくもないものです。
> それなりの規模の魔術儀式が必要で、これは単独で執り行えるようなものではありません。
> また、魔術書自体が儀式の触媒として必要なのです」
つまり研究するには問題ないが、持ちだしての儀式などはダメと。まぁホイホイと魔神召喚されたらたまったもんじゃないが
>「グラーニン自身については、たとえば外部の協力者であるとか、手を引いた者がいるというような、そういった状況を示唆するような不審な点はありません――ですから、普通に考えれば、彼単独でなにかを為しうるとは考えられませんが」
他国への売買か、邪教への譲渡もあり得るかもとライナスは語る
>「それに、」
>「グラーニンは儀式魔術の研究者でもありました。
> なにか見込みがあってのことである可能性もなしと断言できるものではありません」
そこで俺らを雇って追ってほしいと
>「報酬は4人で5000。
> ほか、移動や宿泊に要する経費は学院持ち、という条件です」
>「お引き受けいただけますか?」
「その依頼、引き受けましょう。だがその前に幾つか聞きたいことがあります。まず―――
一つ目は、ライナスのここ最近の状況です。例えば愛想悪くなったとか、新調した杖を持っていたとか
2つ目はその禁書から何が呼び出されるか?
3つ目はもしグラーニンに使い魔がいれば、その特徴を教えてくれないか?」
----------------------
PL
ども、セクトールの中の人ハインツです!皆さんよろしくお願いします!
自分から聞きたいことは上にも書いてありますが、
1.ライナスの様子は変だったか?(杖に関しては意識乗っ取るあの杖{名前が出ない}と思って)
2.奪われた禁書からどんなモンスターが呼び出されるか?
3.グラーニンの使い魔はどんなの?
です!
最後に皆様不束者の未熟者ですがどうぞよろしくお願いします!