二日酔いはキュアー・ポイズンで治るらしい

マーク(悪根) 2012.06.21 [00:27]

>「マーク。あなたはチャ・ザの信徒たる私なんかよりも、
> よっぽど幸運の極意をつかんでいるようですね。

「元商人としてのサガか。あるいは無知故の気楽さかな。
 そして深く信仰すれば色々と重くなる、と。難儀だねぇ。」

その辺も突き抜けてしまえばまた違うのかもしれないが。

※※※※※

ザ・宴会の只中。

「これはどうもどうも。」

空の杯が即座に酒で満たされる。

「さて、忘れてはいけない事が一つ。ここにはいらっしゃいませんが
 今回、最もその働きを賞賛されるべき方がいらっしゃいます。
 誰だかわかりますか?」

村人を見渡す。

「それは皆さんの領主であり、我々の依頼人。
 そう、フリクセル・セレンソン子爵閣下です。
 考えても見て下さい。私達がこの村へ到着するのが・・・そう。
 1日、たった1日遅れたらどうなったか。あるいは2日遅れたらどうなったか。」

一拍置いて、杯の中身を飲み干す。

「子爵閣下が領地で起こった出来事を情報としてきちんと吸い上げ、
 適切な判断と処置が為されたからこそ今のカルマがある!
 そう言い切ってしまいましょう。」

空になった杯にまた、誰かが酒を注ぐ。

「そんなわけで。良き領主に恵まれた皆さんの幸運に乾杯!」

その後、ほどなくして呑み潰れた元行商紛いがいたらしい。

※※※※※

「むむむ・・・世界が・・・揺れる・・・」

まぁ、ただの二日酔いなのだが。
しかし、この状態に乗馬の揺れは堪える。

「場のノリを損なわずに酒量をコントロールするのが目下の課題だな、これは。」

ローナムまでは数日、そこからオランに戻るまでが半月。

「先は長いし。のんびり行けばいいか・・・」

PLより----------------------------------------------

ちょこちょことプロパガンダしてからマークは宴会締め。
ルーイ君はもっとゆっくりしていっていいのよ。