新たな仲間

バルカ(魔音) 2012.05.15 [23:28]

「ご配慮、感謝します」
 馬を貸してくれるとのことに、礼をする。
 一刻を争うというというわけではないだろうが、早く行けるのは、
仕事をする上でありがたいことだ。

    ◇

「橋が落ちる事態は、確率としては低そうですね。
 それでも、渡らなければならない時に、それはそれとして、現地を
見て考えるとしますか」
 あまり備えることを考えても仕方がなさそうなので、増水のことは
ひとまずおいておく。

    ◇

「カルナの現地の指揮者については、やはりマークが知ってるんです?」
 カルナの責任者について、聞いておく。
 顔見知りであればマークに。そうでなければ、エリクセン氏に確認
しておくとする。
 ここまでは、冒険者としては破格の待遇できたが、そうでないこと
も十分に考えられるので、対応策は立てておきたかった。

    ◇

 それにしても、これから本格的に始まる偵察行のまえに、まともな
ベッドで寝られるというのは嬉しいことだ。眠気の一滴さえもここでは
貴重だ。ゆっくりと眠らせてもらうとする。

    ◇

 若い騎士見習いの二人には、伝令の任が与えられた。
 彼らには、重い任務と写るだろうか? 戦いの任務ではない事を
どう思うだろうか?
 行軍は、軍人を磨く。カルナまでの道中で、彼らがどのような動きを
見せるか、確認しようと思っていた。
 ......もっとも、私が真っ先にへばる可能性だってあるわけだが。。。

   ◆◇◆

「ですね。私については遠慮なく盾に使って下さい。それが私の望みでも
あるし、我々の能力を発揮するのに、一番いい手でしょうから。
 ......どちらにしても、短期で押せるか、こちらに有利な地形でないと、
戦いを維持するのは難しい状況ですけれど。
 とはいえ、例によって想定外の事は起きるでしょうし、それを乗り
越えるのに、我々は向いている気がします」
 ルーイ、マークの戦術案に、そんなことを付け加えたことを思い出して、
行く手に目を遣る。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔音@バルカより
 カルナ道中で、騎士見習いな二人をちぇきー。別に意地悪しようって
わけじゃありませんが(*'-')、アレレな時の対応準備がキャラクター
としてできるかなぁとかそれくらいなものです。

追記
 知ってればマークに。知らなければ、エリクセン氏に、カルナの責任者の
ことを聞いておきます。イイヒトですよね?(おそるおそる
 多分ないと思うんですが、カルナにもし何かがあったりした時に、避難
する方法とかそのての準備ができてるのかなぁとか、のろのろと考えて
いるとかそういうのです。ベースになる最前線の土地ですもんね(とか、
ちょっと慎重すぎるかなぁとか思いつつ)。

 狼煙は、敵襲ってカルナ宛てのゴブリン警報ですよね。
 むむ。悪根さんの仰る通り、二通りくらいであたゐ脳は止まりました(ぁ
 調査地域で狼煙が上がったら、それはゴブリンたちにも見える可能性が
あるってことなので、緊急を要する信号って事になりますもんねー。
 緊急を要する事って、他にありましたっけ( ゚-゚)?

 戦術案ぷち追加。フレーバーでしかないのですけれどっ。