おるすばん!

ルーイ(たいまん) 2012.05.15 [10:56]


「そうですか、厳しいですか。
 じゃあ、お言葉に甘えて。
 ラバと荷馬は置かせてもらいます」


エリクセンさんからの折角の申し出だもの、ロイドとフランクには悪いけど留守番しててもらおう。

 

 

* * *

 

「へえ、マルドルさんとガラフさん、どんな感じだったんですか。
 きっとマルドルさんは涼しい顔でゴブリンを斬って、
 ガラフさんはドワーフなのに駆けずり回ってたんだろうなあ。
 お礼なんて気にする人たちじゃないと思いますけど、やっぱりまた会えるとうれしいですよね」


クラウスさんに聞く。
ガラフさんは特に2回の仕事で一緒になってるから、結構想像がつくんだ。

「マークさんは弓が得意なんでしょう?
 弓を活用できるような位置取りが出来るように考えなきゃ。
 バルカさんは前に出られる、と。
 オレの魔法が有効な距離は弓より短いから・・・」


ぶつぶつと今後のことを考えながら呟く。

 

「ま、現地で考えればいいや。
 ロイド、フランク、おまえたちはここで留守番だよ。
 いい子で待ってるんだぞ。
 ライト、よろしくな。
 山道だっていうから、結構厳しいだろうけど、頑張ってくれよ」

 

相棒たちの首筋をぽんぽんと叩いた。
そしてジゼルに。


「誰だって最初は初めてだしね。
 大丈夫、少なくとも、キミはオレより強いんだから。
 オレ、最初に魔物に会った時はすくんで足が動かなかったんだ。
 すぐ、慣れるよ」


慣れるのがいいかどうかは、まったくの別問題だけどね。

 

 

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PLより:

プチレスにレス。
実質何もやってません(きりっ

<うま

お言葉に甘えてローハン・・・じゃない、ローナムにラバと荷馬は置いて行きまーす。
死なばもろとも!とも思ったのですが、れいんさんの感覚に準じます!