より奥へ
GM(Lain) 2011.03.01 [01:51]
立ち上がろうとする妖魔どもの機先を制したのはアウロラだった。
前衛に立つゼーレンの陰から矢を放ち、見事に命中させる。
しかし、矢は薄汚れた鎧に阻まれ、傷を与えるに至らない。
それでも当てられたことが気に障ったのだろう、ゴブリンは醜悪な顔を一層醜く歪めてアウロラを睨みつける。
怒りの吼え声を上げようと口を開いたそのとき。
イドーラの詠唱が完成した。
濃密な眠りの霧が妖魔どもを包み込み、1匹残らず意識を眠りの淵へと引き込む。
戦闘は、一瞬で終わった。
妖魔どもは声を上げることすらできず、深い眠りに落ちていった。
※
枝道から主通路まで戻っても、騒ぎらしきものはない。
ひとまず先刻の戦闘は気付かれてはいないようだ。
主通路を先へ進めば、その奥には広い空間がある。
右手側に岩壁から流れ落ちる小さな湧き水と、それが溜まった池。
左手側の奥に、先ほどの枝道と同じくらいの細い通路。
広間の奥、中央あたりに、熾火となった薪が見える。
そして妖魔。
ゴブリンが4匹、ホブゴブリンが1匹。
足音に気付いたのか、それとも明かりに目を覚ましたのか、いずれも臨戦態勢だ。
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■GMから
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◆枝道先の戦闘について
はーい、戦闘終了でーす。
ゴブ×2、コボ×2はお好きなように処分してくださーい。
15なんて出ねぇです!
◆主通路奥の広間にて:戦闘ふたたび
もう一回戦闘はいりましたー。
●配置
ゴブ×2が2箇所、ホブ×1、というかんじに分散しています。
スリクラはそれぞれ1箇所の塊に対して使用可能とお考えください。
●隊列
現在、広間の入口付近のわりと広い場所まで出ています。
後衛への攻撃の可能性をなくすためには、前衛が3人必要です。
前衛が1人の場合、妖魔側は特にペナルティなく後衛への直接攻撃が可能になるでしょう。
前衛が2人の場合、妖魔側は1ラウンドを迂回に費やせば、その次のラウンドで後衛への攻撃ができます。
後退して狭い場所で戦うことは可能ですが、その場合、妖魔側に(3?通路を塞ぐのに必要な前衛の数)ラウンドの間フリーで攻撃されることになります(通常移動扱いで、回避にペナルティはありません)。
最低1名、この攻撃を受ける役目のPCを決めてください。盾役が複数いる場合、攻撃はなるべく均等に分配されます。
1体の敵に接敵可能な人数に制限はありません。
以上の情報をもとに隊列(と戦場の位置)を決定してください。
隊列の決定は、第1ラウンドの行動宣言の前に行うものとします。
●精霊力
地、水、火、光、闇、精神が存在します。
熾火からファイアボルトは可能です。
●行動宣言
前衛3名の場合:ホブは前衛の中で強そうな奴を攻撃、ゴブは2体ずつ2組でのこりの前衛2名を攻撃
前衛2名の場合:ホブとゴブ×2が2名の前衛を攻撃(ホブは強そうな方)、ゴブ×2は迂回
前衛1名の場合:ホブとゴブ×2が前衛を攻撃、ゴブ×2は後衛から2名様を直接戦闘へご招待
後退する場合:全員で盾役を強打(ダメージ+2)
いずれも口々に「ごぶぁーーーーーーーーーーー!」と叫びつつ(略
◆現況
●HP&MP
チルグラ:MP 7/15
イドーラ:MP 14/19
●照明
ゼーレン:ライト(スモールシールド)
チルグラ:ランタン
◆次回進行
2日24時までの書き込みをもとに、3日未明に進行の予定です。
書き込みがない場合、原則として「能動的な判定を行わずについてきている」という扱いとします。
書き込みができないなどの場合は適宜代理宣言や代理ロールをしてくださいね。
ただまあ、せっかくの戦闘ですので、できれば自分でいろいろ考えて自分でダイス振るほうがいいんじゃないかなあとGMは思ってます(''