枝道、小部屋

GM(Lain) 2011.02.26 [18:28]

 小声での相談、目顔の合図。
 寝入るコボルドの急所に、武器が振り下ろされる。

 鈍い音。わずかな痙攣。

 そして2匹は、すぐに動かなくなった。

 足跡の上に屈みこむアウロラ。

 しかし、広いとはいえここは洞窟の中だ。
 足跡は外にも増して入り乱れ、足跡を残す土も多くはない。

 主通路の方が足跡は多いようではあり、大きな足跡も主通路側へ続いてはいる様子だ。

 それぞれの通路にどれだけの数がいるのか、そこまではよくわからない。

 チルグラの詠唱とともに、ゼーレンの小盾に魔法の光が灯った。

 一行は、枝道を奥へと進む。
 狭い部分はごく短く、その先は再び広くなっている――部屋のようだ。

 

 

cave_map04_02.png そこにいるのはコボルドが2匹、ゴブリンが2匹。
 見慣れない魔法の明かりに目を細め、半身を起こして闖入者たちを呆然と眺めている。

 しかし、それも一瞬。
 4匹は一斉に跳ね起き、冒険者たちに襲いかかってくる!


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■GMから

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 不意打ち判定――と思いましたが明かりがあるとバレバレな気が。
 暗視きたない・・・・・・!


◆戦闘について

 はーい、戦闘でーす。
 ゴブ×2コボ×2計4匹です。


●隊列
 広くなった場所、狭い通路、戦場はいずれも自由に選択できます。
 1列隊形か2列隊形かを決めてください
 いずれの隊形にせよ、隊列の先頭は部屋の入口までは進んでいるものとし、敵は冒険者側の前列1人につき2匹が接敵可能な状態としましょう。


●配置
 4匹は部屋の真ん中あたりに藁を敷いて休んでいたようです。

 半径3mなら任意の2体を、半径5mなら全員を巻きこめます。


●行動宣言
 2列隊形の場合:ゴブ&コボのコンビ×2で前衛を攻撃

 1列隊形の場合:ゴブ×2が前衛を攻撃

 いずれも口々に「ごぶぁーーーーーーーーーーー!」と叫びつつ攻撃が行われます。
 まあ、「ヒトだーー!」なり「敵襲ーー!」なり「死ねやーー!」なり、お好きな訳語をどうぞ。


●接敵状態の敵への遠隔攻撃と魔法について
 味方と接敵状態にある敵に遠隔攻撃を行う場合、味方を誤射する可能性があります

 命中判定に先立って1D6を振ります。
 1―3:通常通り命中判定
 4、5:攻撃機会逸失
 6:味方を誤射(回避の余地なし、ダメージ決定へ)

 魔法は誤射しません
 直射型の魔法は、射線が確保できている限り、必ず目標に命中します。
 射線の起点と目標の間にいる敵は、射線を障害します。
 エネルギーボルトとファイアボルトでは射線の起点が異なるのでご注意ください。

 直射型でない魔法(このレベルだとウィスプだけですね!)は、射線のチェックを行いません。
 有効射程内であれば必ず狙った目標に命中させられます。


 範囲魔法は、範囲の拡大/縮小にかかわらず、接敵している敵/味方のいずれか片方だけを巻き込んでかけることはできません
 味方に接敵している敵の前衛にスリクラをかけた場合、味方の前衛も必ず巻き込みます。


◆補足:スリープクラウドによる睡眠について

 精霊魔法のスリープと異なり、スリープクラウドによってもたらされる睡眠は通常の睡眠です。
 したがって、眠った敵は、物音などで目を覚ます可能性があります。

 具体的には、それなりの物音(近くの通路や部屋での戦闘などで十分です)があれば、魔法の達成値を目標・モンスターの精神抵抗値を基準にダイスロールを行います。
 モンスター側が目標値を上回れば目を覚ますことになるでしょう。

 この判定は、スリープクラウドが発動した翌ラウンドから、毎ラウンドの終了時に行います。

 まあ面倒だと思えば省略しちゃうんですけどね!


◆次回進行

 28日24時までの書き込みをもとに、3月1日未明に進行の予定です。
 書き込みがない場合、原則として「能動的な判定を行わずについてきている」という扱いとします。

 イドーラについては書き込みが困難である旨あらかじめ連絡をいただいていますので、
 必要に応じてどなたか代理で行動の宣言をお願いします。