第二層

タリカ(がるふぉ) 2011.12.18 [00:25]

>「だよね、相棒!」

 こつんと肩に触れる拳。
 その感触はなんだかくすぐったくもあり気持ちも良いものだった。

 クスリと笑みを浮かべてヴェロニカ様の後をついていく。

  *   *   *   *   *   *   *   *   *

「一層と比べてずいぶんと老朽化していますね」

 壁の様子を松明の明かりで照らしてみれば、岩盤がむき出しになっているところもある。大きな魔物が暴れれば崩れてしまわないか心配してしまうほどだ。

 さてここに待ち受けるものはいったい...。

「お願いします」

 タリカは再び後ろを歩く。鍵は鍵屋に任せておけということだ。

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がるふぉ@PL:

 (2)の異臭のする部屋に行こうと思ったのですが、質問もあったのでリアル時間の短縮で、まずは(3)の鍵のかかった扉にチャレンジします。あわせて(2)の部屋についても質問があります。

☆行動宣言(ターン6)
 (3)の鍵のかかった扉の鍵開け。

 ヴェロニカ鍵開け代理ダイス:
> 00:19:08 がるふぉ@たリカ ヴェロニカ鍵開け代理ダイス 2d6+2 Dice:2D6[2,6]+2=10

 謎ダイス
> 00:19:33 がるふぉ@たリカ 謎ダイス1 2d6 Dice:2D6[6,4]=10
> 00:19:41 がるふぉ@たリカ 謎ダイス2 2d6 Dice:2D6[3,3]=6

 どきどき・・。


■(4)階段の怪物判定

 平目でチャレンジします。
> 00:17:40 がるふぉ@たリカ 怪物判定平目 2d6 Dice:2D6[1,2]=3

 ...おおお...どうせなら1ゾロが欲しかった。。


■(2)異臭のする部屋について質問です。

 扉にノブなどロープを引っ掛けられるような部分はありますでしょうか?
 引っ掛けられるような場所があるならロープを結びつけて一人が扉に張り付いてもう一人がロープを引っ張る、もしくは二人でロープを引っ張るという二人の共同作業という形で行きたいと思います。
 あれ?そもそも引いて開けるドアなのかしら。押して開けるならこの案はorzですが。。。

GM(Lain) 2011.12.17 [02:51]

> 「ふぅ...終わりましたね」

「やー、頑丈だったねえ!
 ひとりだったら危なかったかな」

 助かったよ、とヴェロニカは笑う。

> 「お怪我はありませんか?」

「ないない、大丈夫!
 タリカも平気だよね?」

> 「さて、どうしましょうか」

「考えどころだよね。
 上行ってもいいし、ここでもう少し粘ってもいいし」

> 「そう言えば上層に行くだけで報奨も増えましたよね?」

「だね、そういう話だった。
 ――上、狙ってみる?」

> 「より良いトレジャーを探しに上層へ参りましょう。
>  時間に制限もあるようですから」

「ん、いいね。
 どうせやるなら奥まで行った方が、来た甲斐があるってもんじゃない?」

※ ※ ※

> 「初めて組んだとは言え、このトレジャーハンターのコンビは、なかなか良いコンビだと思いませんか?」

「ん?」

 何を言い出すのか、という表情で、ヴェロニカがタリカを見やる。

> 「ねぇ?相棒?」

「だよね、相棒!」

 に、と笑い、ヴェロニカはタリカを追い抜いた。
 追い抜きざま、肩をこつんと拳で叩きながら。

※ ※ ※

 タリカとヴェロニカは階段を上る。
 前にヴェロニカ、後衛にタリカ、という編成は第一層と変わらない。

 しばらく上って踊り場で折り返し、また上っては折り返し、三度目の踊り場を過ぎると、明かりの中に平坦な床が現れた。
 上層のようだ。

 階段に罠はなかった――慎重に進んだことは、今となっては取り越し苦労であったとわかる。
 ヴェロニカはそのことを気にする様子もない。
 盗賊にとっては、存在しない罠に注意を払うこともまた日常なのだろう。

※ ※ ※

 第一層と同様、この層もまた、荒れた様子だ。
 しかし、その荒れようはより顕著に表れていると言ってよいだろう。

 天井にはひびがいくつも走っており、天井や壁から剥落したものであろう石材が床に散らばっている。
 石材の落下によって、岩盤が剥きだしになっている部分すら見える。

 階段から続く廊下は折れ曲がっており、曲がり角の先は闇に消えている。

 姿勢を低くしたヴェロニカがタリカの顔を見て黙って頷き、足音を殺して曲がり角に近付いた。
 この層でも、彼女が先行して様子を見ようということのようだ。

 

404_E02.png(1)階段と通路

◆描写

 階段を出た通路は、ほどなく左へ折れている。
 そしてその先で右へ。

 折れ曲がった通路には、動くものの姿はない。
 その気になれば、時間をかけてじっくりと調べることができるだろう――その価値があるか否かは別として。


◆判定

 この部屋を探索するならば、ターンを消費してシーフ技能による捜索判定を行うこと。
 探索は平目でも実行することができる。


(2)異臭のする部屋

◆描写

 この部屋の扉は、閉じかけた状態のまま固定されている――階下のそれと同様、扉の枠自体が歪んでいるためだ。
 近付いてみれば、閉まりきらない扉を通して、部屋の中からひどい異臭が漂ってくる。
 部屋の内部になにか原因があるのだろう――それが何であるのかは、まだよくわからない。

 扉の枠の歪みは一層のそれよりも激しいらしく、多少押し引きする程度ではまったく動かない。
 開くためには、それなりの力が必要のようだ。


◆判定

 この部屋の扉を開けるならば、ターンを消費して冒険者Lv+筋力B」を基準に目標値13の判定を行うこと。
 扉に直接、同時に取り付けるのは一人のみである。

 2人で協同して作業をするのであれば、具体的な方法を提示すること
 GMがこれを認めた場合、基準値は2人の基準値の合計とし、代表者が一度だけダイスを振って判定を行う。


(3)鍵のかかった扉の部屋

◆描写

 この部屋は頑丈そうな鉄の扉で閉ざされている。
 扉には鍵穴とノブがある――鍵を開ければ中の様子を確かめられるだろう。


◆判定

 鍵を開けようとする者は、ターンを消費して鍵開けのための判定を行い、これとは別に2d6を2回振ること。
 鍵開けに先立って(聞き耳などで)内部の情報を得たければ、別途ターンを消費して聞き耳の判定を行ってもよい


(4)階段

◆描写

 この部屋には扉がない。廊下を折れた先は、そのまますぐに階段だ。
 階段の下には2体の魔物がおり、その向こうには、上と下へ、それぞれ向かう階段が見えている。
 魔物を倒せば上下いずれかの層へ進むことができるだろう。


◆判定

 望むのであれば怪物判定を行ってもよい。この判定はターンを消費しない。
 また、この判定は平目でも行うことができる。

 ※ヴェロニカは怪物判定に失敗しました:ヴェロニカ怪物判定 2d6+3 <Dice:2D6[5,3]+3=11>

 階段へ進入、または魔物に攻撃を行うのであれば戦闘となる。
 その場合は戦闘の方針を提示すること。
 戦闘は1ターンを消費する。

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■GMから:

 おまたせいたしました!
 そしてまた怪物判定に失敗するヴェロニカ。
 セージ力が不足している・・・っ!

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 ターン4は第1層の情報開示です。
 ターン5の行動を決定してください。