異臭のする部屋

タリカ（がるふぉ） 2011.12.30 [22:02]

GM（Lain） 2011.12.30 [15:27]

> 「タリカが下がって魔法で援護します。
> 　前で相手の攻撃を何とか凌いで下さい」

「わかった、頼むよ！」

　タリカの指示にヴェロニカは即応した。
　盾を構えて怪物とタリカの間に割り込み、魔法を使う間合いを確保する。

　一瞬ののち、タリカの詠唱が完成した――石の床から地の精霊が現れ、怪物に石礫を叩きつける。

　会心の一撃、というわけではなかったが、既に矢で深手を負っていた怪物には、それで十分だった。
　中心部から弾けるように霧散し、あとには何も残らない。

　部屋に漂っていた異臭の源が怪物であったのか、倒したあとは心なしか部屋の空気が澄んだような気さえする。

「魔法がなかったら危なかったねえ」

　ヴェロニカはそう言うものの、それはそれとして、と早速部屋を漁りだした。

※　※　※

　結局、この部屋から見つかったものは３つ。

　磨き上げた水晶を加工して軸に使ったペン。
　そのペンが収まっていたペンスタンド。
　そして、室内の遺骸の傍らに落ちていたブレスレットだ。

　うん、まあまあかな、とヴェロニカは評し、早速品定めを始める。

　そのとき。

　最初は、指先にぼんやりとした光。
　次にそれが明確な輪郭を持ち始め、手や足、身体の末端に近い空中に魔法文字を浮かび上がらせてゆく。

　ヴェロニカが、上位古代語だ、と呟いた。

　ゆらゆらと動き、明滅を繰り返しながら、それらは徐々に光を増してゆく。

　もはや残された時間がない、そのことをふたりは直感的に理解することだろう。

　直後、急速に光を増した魔法文字の羅列が、各々の周囲に魔法陣を織り上げた。
　浮遊とも落下ともつかぬあの感覚。

　そして――

--------------------------------------
■GMから：

　この記事への返信は「202_二層・部屋２」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。

　かいぶつを撃破、おたからゲットであります。
　2d6を3回振ってください。3種のおたからの価値決定ロールです。

　その後、リアル制限時間超過により遺跡から強制排除されました。
　転移の後については別途カテゴリを作って投下いたします。

　もう少々お待ちくださいませ！

 Lain＠だんじょん  ≫ ラウンド5
 Lain＠だんじょん  ≫ タリカ3m後退＆ストブラ　2d6+6 <Dice:2D6[5,3]+6=14>
 Lain＠だんじょん  ≫ ダメージ　r20@10+6 <Dice:R20@10[1,3:2]+6=8>
 Lain＠だんじょん  ≫ かいぶつ　-14/？？　撃破！
 Lain＠だんじょん  ≫ 戦闘終了っ

タリカ（がるふぉ） 2011.12.30 [01:27]

GM（Lain） 2011.12.29 [17:35]

　現れた怪物に、タリカは素早く矢を放った。
　見事に命中した矢は、少なからぬ打撃を与えたようだ。

　しかし怪物もヴェロニカに狙いを定め、まっすぐに近付いて射撃を封じる。
　繰り出された鉤爪の一撃を、ヴェロニカが危ういところで回避した。

　その後数合、ヴェロニカは盾を掲げて巧みに怪物の鉤爪をかわす。
　タリカの槍も怪物を捉えきれない。

　ついにタリカの槍が怪物を捉え、貫いたかと思われた――が、手応えが、ない。
　霧かなにかを突いたかのように、手応えなく背中へと貫通し、打撃を与えられない。

「うそっ！？」

　ヴェロニカも驚きつつ、しかし油断なく鉤爪をいなす。

「なによこれ、タリカどうする？」

--------------------------------------
■GMから：

　この記事への返信は「202_二層・部屋２」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。

＞がるふぉさん

　怪物は通常武器無効のようです。
　魔弓はしっかり当たってダメージも通っており、半分以上は削れているようだと見えます。

　引き続き戦闘or撤退の判断、戦闘続行であれば新たな戦闘の方針をどうぞ！

　あ、ちなみに、部屋ひとつに組み込まれるイベントは最大ふたつまでで、戦利品は最後のイベントを成功裡に終わらせた段階で手に入る仕組みであります。
　要は「勝てばこの部屋の戦利品が手に入ります」ということですね！

 Lain＠だんじょん  ≫ vsなぞのかいぶつ　ラウンド1
 Lain＠だんじょん  ≫ ターゲット　奇数タリカ偶数ヴェロニカ　1d6 <Dice:1D6[4]=4>
 Lain＠だんじょん  ≫ タリカ射撃　2d6+9 <Dice:2D6[6,4]+9=19>
 Lain＠だんじょん  ≫ ダメージ　r19@10+8 <Dice:R19@10[3,6:7]+8=15>
 Lain＠だんじょん  ≫ かいぶつ　-9/？？
 Lain＠だんじょん  ≫ ヴェロニカ回避　2d6+6 <Dice:2D6[3,3]+6=12>
 Lain＠だんじょん  ≫ ヴェロニカ射撃キャンセル
 Lain＠だんじょん  ≫ ラウンド2
 Lain＠だんじょん  ≫ ターゲット　奇数タリカ偶数ヴェロニカ　1d6 <Dice:1D6[2]=2>
 Lain＠だんじょん  ≫ タリカ強打+2　2d6+4 <Dice:2D6[2,3]+4=9>
 Lain＠だんじょん  ≫ ヴェロニカ回避　2d6+6+2 <Dice:2D6[1,6]+6+2=15>
 Lain＠だんじょん  ≫ ラウンド3
 Lain＠だんじょん  ≫ ターゲット　奇数タリカ偶数ヴェロニカ　1d6 <Dice:1D6[4]=4>
 Lain＠だんじょん  ≫ タリカ強打+2　2d6+4 <Dice:2D6[1,6]+4=11>
 Lain＠だんじょん  ≫ ヴェロニカ回避　2d6+6+2 <Dice:2D6[1,5]+6+2=14>
 Lain＠だんじょん  ≫ ラウンド4
 Lain＠だんじょん  ≫ ターゲット　奇数タリカ偶数ヴェロニカ　1d6 <Dice:1D6[4]=4>
 Lain＠だんじょん  ≫ タリカ強打+2　2d6+4 <Dice:2D6[5,6]+4=15>
 Lain＠だんじょん  ≫ ダメージなし：＜通常武器無効＞
 Lain＠だんじょん  ≫ ヴェロニカ回避　2d6+6+2 <Dice:2D6[4,1]+6+2=13>
 Lain＠だんじょん  ≫ 一旦切りまーす。

タリカ（がるふぉ） 2011.12.29 [00:51]

GM（Lain） 2011.12.28 [01:44]

> 「大丈夫ですか？お怪我は？」

「あ、うん、平気。大丈夫。ありがと」

　やや慌てた様子なのは、崩壊が自分で引き起こしたものだから、だろう。

> 「ここには何も見当たらないようですね...残念ですが」

「うぅ、ごめん･･････」

　なにかあると思ったんだけどなあ、と、ヴェロニカも肩を落とした。

> 「この先は進めないようですので、今までで漏らしたところを潰していきましょうか」

「そだね。
　一旦下りる？」

※　※　※

　ふたりは一旦、ひとつ下の階層へと下りた。

　通路を通り、異臭のする部屋の前へ移動する。

　タリカの提案に従い、ヴェロニカが扉のノブに手早くロープを結びつけた。

「これで大丈夫かな。
　あとはふたりで引けば、たぶん何とか･･････」

　ふたりが同時に力を込め、体重をかけると、扉は嫌な軋みと摩擦音を立てながら、それでも何とか開きはした。

　中へ踏み込めば、扉の外で感じた異臭がますます強くなっていることに気付くだろう。

　そして。

　それに先に気付いたのはタリカとヴェロニカ、どちらであったか。

　すぐ側に気配――なにものかが、ふたりの近くに実体化しようとしている――！

--------------------------------------
■GMから：

　この記事への返信は「202_二層・部屋２」カテゴリにチェックを入れて投稿してください。

　なんかきました！

＞がるふぉさん

　ターン11で2層に移動、ターン12で扉を開け、ターン13で室内捜索です。
　捜索中、敵に遭遇しました。

　まず怪物判定をどうぞ。平目でも挑戦可能です。

　敵は、2人の近く、やや離れた位置に実体化します。
　フォーメーションを決め、戦闘を始めましょう。

　接敵されるまでは誤射の可能性なく射撃が可能です。
　また、魔法は常に誤射の可能性なく攻撃が可能です。

　離脱する場合、どちらかがランダムに1回攻撃を受ければ離脱可能です。

　この場合、ターン13はその時点で終了ですね。

　では、行動をどうぞ！